アフガニスタンの中村哲医師と「寅さんだったら何て言う!?」

こんにちは。久しぶりのブログです。

長年、アフガニスタンで復興活動をされてきた中村医師が亡くなられました。広大な荒地を緑地に変え、流域の65万人もの人々の生活を支えてきました。

 

「そこに困っている人たちがいたから…」と200年前の日本の灌漑技術を使い、近代化が進んでいない貧しい地域で、用水路を作り続けたそうです。内戦、干ばつ、戦争で、国土は荒れ果てていましたが、アフガニスタンは元々は美しい農業国でした。(最近では外国資本によって近代化した都市もあるそうです)

アフガニスタンの首都カブール

日本や諸外国にも変化があるようです。あの映画「男はつらいよ」の50作目が、22年ぶりに公開されます。「いま、僕たちは幸せかい?」という問いかけが、この映画のテーマだそうです。

 

「男はつらいよ」を今見ると、当時の暮らしの方が豊かにも見えます。現代はグローバル社会で、弱肉強食!?の世界のようです。

 

米国も、衛星放送が始まった頃、昔の豊かだったイメージとは変わっていて驚きました。ファッション雑誌で見るパリジェンヌも、昔の方がオシャレでした。

 

アメリカのファースト文化? ( ファースト フード、ファースト ファッション) の影響なのでしょうか? 反対に、ヨーロッパでは洋服の値段が高いため、服は少ししか持たず、同じものを毎日着るのも普通のことだそうです。(しかし徐々にアメリカ化が?)

 

テレビや雑誌では、ヨーロッパの暮らしが豊かに見えますが、衣服も家具も、古いけど良いものを長く使っているからでしょうか?(昔の日本も)

 

古いものを大切に使っている国は、街の印象も違って見えます。ファースト社会が長年続き、世界中でものを大量生産している大企業だけが残り、地域の伝統や特色が消えてしまうのは悲しいです。

 

水についても、アフガニスタンのように、水不足で困っている国も多いようです。一方、グローバル企業の水ビジネスというのもあります。昔は当然のように手に入ったものが、お金を払わなければ手に入らないのも、現代社会の特徴のひとつかもしれません。

イギリスでは、ロンドンの地下鉄の乗客が、あまりにも静かで感心しました。紳士の国ですが、世界に先駆けて監視カメラを街じゅうに設置した国でもあり、あまりにお行儀がいいと心配です。

 

また日本では カスハラ(カスタマーハラスメント) という言葉を、テレビやネットで良く目にするようになりました。。立川志らくさんが「こういう時、寅さんだったら何て言うだろう !? と皆で考えれば、いじめなどの問題が解決するかもしれない♪」と言っていましたが、いい考えだなぁと思いました。

 

昔は、文句を言うお客さんに、寅さんみたいな人が「まぁまぁ、その辺でいいじゃぁないか」なんて言うと、今でいうクレーマーさんも「そうだなぁ、これから気をつけてくれよ♪」で話が終わっていたような気がします。

 

陰湿なハラスメントは許されませんが、あまりにも、モラハラ、パワハラ、の次にカスハラと続くと、日本のおもてなし文化はどうなるの?と心配になります。このままオンラインショッピング全盛になるんでしょうか?

 

中村医師のアフガニスタンでの生活の紹介によると、アフガニスタンには「客は神の贈り物」という諺があり、それを美徳とする慣習が古くからあるそうです。

 

昔、中村医師が初めてアフガニスタンを訪れた時のこと、貧しい家庭に滞在し、その家族の食糧も十分でないのに心のこもったもてなしを受けたことで、「昔の日本もそうだった、心の豊かさがあった!!」と感動し、現地の人々や風土が大好きになったそうです。

 

中村医師の死を報じた記事や、その生涯についての記事を読むと、多くの方のコメントのように、何か胸に響くものがあります。

 

それは、中村医師のアフガニスタンへの愛情と、現地の人々の人間性、双方の信頼関係が感じられるせいかもしれません。

 

数ヶ月ぶりに、駆け足で書かせていただきました。今年もあと少しになりましたが、来年はどんな年になるのでしょうか? 日本中から心が温まるようなニュースがたくさん届く、そんな一年になればいいですね!

お身体に気をつけて良い年をお迎えください!
ありがとうございました。