コロナと世界とオリンピック!

本当に久しぶりの、コロナ後では初めてのブログです。

感染者数は大幅に減りましたが、不自由な生活は続いています。まだまだ大変な状況の方も大勢いらっしゃると思います。

 

ただ以前のような、海外や日本での、医療現場が混乱し、多くの医療従事者が疲弊した姿をテレビで見ることは無くなり、ワクチン接種が進んでいない国での感染者増が報じられています。

 

しかし状況は変わり続けています。新しい変異種が次々と現れ、ワクチンをめぐる噂や報道、治療薬への期待!

 

接種率が上がらないフランスでは、未接種者のレストランへの入店を禁止、そして、東京オリンピックのガイドラインの変更、逆にイギリスでは、感染対策ルールを撤廃し、数万人がスポーツ観戦。

 

まだまだ、状況は変わるのでしょうか?

 

興味深いのは、同じG7でも、フランスとイギリスではコロナへの対応が全く違うことです。

 

マクロン仏大統領は、コロナにはワクチン接種しかないと言うし、英首相は、夏に再開できないなら、一体いつできるのか?と言うし。。。

 

ここ数年の世界の状況で感じるのは「分断」で、これはメディアでよく聞くようになった言葉です。

 

よく知られているのは、アメリカの「ブラック・ライブズ・マター」BLMと言われる人種差別抗議運動で、黒人と白人の間の分断です。

 

アメリカ大統領選挙では、バイデン派、トランプ派の分断もありました。

 

オンライン授業をアメリカ人の先生から受けることがありますが、自分の支持政党について熱く語る人もいれば、「支持政党は言えない」と秘密にする人、他の政党を非難する人もいました。

 

最近はワクチン接種にも分断を感じます。

別のアメリカ人の先生で「ワクチンを接種しないのは、愚か者か臆病者だ」と、女性ですが、強い調子で未接種者を非難されていました。。。

 

アメリカでは、州政府が強い権限を持ち、政党もそれぞれ違います。

国が二つに分かれて戦争をした南北戦争という歴史もあり、国家が分断されるような雰囲気も感じます。

 

国家分断というと、スペインとイタリアでは分離独立運動が盛んですが、イギリスのスコットランド分離独立問題は、もっと差し迫っているようです。

 

 

スコットランドの沖合には北海油田があり、独立しても、経済的自立は可能だそうです。ウェールズ、北アイルランドが追随すると、連合王国が解体しかねません。

イギリスのような影響力のある国が小さく分割されてしまうのは心配になりますね。

 

分断に話を戻せば、それぞれの異なる立場や状況などが「分断」の原因でしょうか?

ワクチン接種については、年齢や職業などで考え方が違うでしょうし、東京オリンピックの開催についても、根っこの問題はコロナなので。

 

1963年に東京オリンピックを観戦し、孫にも同じ感動を!という思いの人もいらっしゃると思うので、オリンピックで分断はしないで欲しいものですが。。。

 

以前の常識や正しいとされたことが、現在では非常識や間違い、とされることもよくあります。ぐるっと回って、昔の常識に戻ることもあるでしょう。

 

まさか、自国開催のオリンピックの是非を巡って、(招致のあとに)分断が起こるなんて! コロナ前には考えもしなかったことです。

 

早くコロナが収束するか、共生の道を見つけ、世界中で、これ以上の分断が起こりませんように ‼ と祈るばかりです。

アフガニスタンの中村哲医師と「寅さんだったら何て言う!?」

こんにちは。久しぶりのブログです。

長年、アフガニスタンで復興活動をされてきた中村医師が亡くなられました。広大な荒地を緑地に変え、流域の65万人もの人々の生活を支えてきました。

 

「そこに困っている人たちがいたから…」と200年前の日本の灌漑技術を使い、近代化が進んでいない貧しい地域で、用水路を作り続けたそうです。内戦、干ばつ、戦争で、国土は荒れ果てていましたが、アフガニスタンは元々は美しい農業国でした。(最近では外国資本によって近代化した都市もあるそうです)

 

アフガニスタンの首都カブール

 

日本や諸外国にも変化があるようです。あの映画「男はつらいよ」の50作目が、22年ぶりに公開されます。「いま、僕たちは幸せかい?」という問いかけが、この映画のテーマだそうです。

 

「男はつらいよ」を今見ると、当時の暮らしの方が豊かにも見えます。現代はグローバル社会で、弱肉強食!?の世界のようです。

 

米国も、衛星放送が始まった頃、昔の豊かだったイメージとは変わっていて驚きました。ファッション雑誌で見るパリジェンヌも、昔の方がオシャレでした。

 

アメリカのファースト文化? ( ファースト フード、ファースト ファッション) の影響なのでしょうか? 反対に、ヨーロッパでは洋服の値段が高いため、服は少ししか持たず、同じものを毎日着るのも普通のことだそうです。(しかし徐々にアメリカ化が?)

 

テレビや雑誌では、ヨーロッパの暮らしが豊かに見えますが、衣服も家具も、古いけど良いものを長く使っているからでしょうか?(昔の日本も)

 

古いものを大切に使っている国は、街の印象も違って見えます。ファースト社会が長年続き、世界中でものを大量生産している大企業だけが残り、地域の伝統や特色が消えてしまうのは悲しいです。

 

水についても、アフガニスタンのように、水不足で困っている国も多いようです。一方、グローバル企業の水ビジネスというのもあります。昔は当然のように手に入ったものが、お金を払わなければ手に入らないのも、現代社会の特徴のひとつかもしれません。

イギリスでは、ロンドンの地下鉄の乗客が、あまりにも静かで感心しました。紳士の国ですが、世界に先駆けて監視カメラを街じゅうに設置した国でもあり、あまりにお行儀がいいと心配です。

 

また日本では カスハラ(カスタマーハラスメント) という言葉を、テレビやネットで良く目にするようになりました。。立川志らくさんが「こういう時、寅さんだったら何て言うだろう !? と皆で考えれば、いじめなどの問題が解決するかもしれない♪」と言っていましたが、いい考えだなぁと思いました。

 

昔は、文句を言うお客さんに、寅さんみたいな人が「まぁまぁ、その辺でいいじゃぁないか」なんて言うと、今でいうクレーマーさんも「そうだなぁ、これから気をつけてくれよ♪」で話が終わっていたような気がします。

 

陰湿なハラスメントは許されませんが、あまりにも、モラハラ、パワハラ、の次にカスハラと続くと、日本のおもてなし文化はどうなるの?と心配になります。このままオンラインショッピング全盛になるんでしょうか?

 

中村医師のアフガニスタンでの生活の紹介によると、アフガニスタンには「客は神の贈り物」という諺があり、それを美徳とする慣習が古くからあるそうです。

 

昔、中村医師が初めてアフガニスタンを訪れた時のこと、貧しい家庭に滞在し、その家族の食糧も十分でないのに心のこもったもてなしを受けたことで、「昔の日本もそうだった、心の豊かさがあった!!」と感動し、現地の人々や風土が大好きになったそうです。

 

中村医師の死を報じた記事や、その生涯についての記事を読むと、多くの方のコメントのように、何か胸に響くものがあります。

 

それは、中村医師のアフガニスタンへの愛情と、現地の人々の人間性、双方の信頼関係が感じられるせいかもしれません。

 

数ヶ月ぶりに、駆け足で書かせていただきました。今年もあと少しになりましたが、来年はどんな年になるのでしょうか? 日本中から心が温まるようなニュースがたくさん届く、そんな一年になればいいですね!

お身体に気をつけて良い年をお迎えください!
ありがとうございました。

「空気」と「忖度」と熊本市議会での出来事

今回は地元のことで、書きにくい面もあるのですが…。

 

熊本市議会での出来事が、またまた世間を騒がせています。のど飴を口に含んだまま質疑のために登壇した緒方由佳議員は、そのことで非難を浴び、結果、その質疑が中断されました。

 

一方、その経過報告を緒方議員に批判的な論調でツイッターに投稿した同僚議員も非難を浴び、ツィッターが炎上したそうです。

双方ともに、賛同するコメントもあったものの、ネット上で激しい批判に晒されたようです。

 

最近、ヤフーニュースで、SNSや「空気を読むこと」についての意見を紹介した面白い記事を見つけました。

 

今回の市議会での一連の出来事と考え合わせると、ちょっと納得してしまう内容だったので、ご紹介します!

 

短くまとめると、「10年ほど前に流行語大賞にノミネートされた『KY』や『空気をよめない』と去年の流行語『忖度(そんたく)』は同じような『意味』を持ち、『同調圧力』として日本に根を張ったようだ」というお話です。

 

ある劇団の、ある公演前のことですが、脚本も書き上がってないのにその公演のチケットの売り上げがいいのは、その脚本家が思うに、「ザ・空気 ver.2」というタイトルのせいではないか。

 

つまり多くの日本人が、いかに「空気」や「空気を読むこと」を気にしているかを表しているのではないか?と。

 

また、津田塾大学の森田朗教授は、厚生労働省のある協議会の会長を務めた経験から、政策立案のプロセスに詳しく、政策を決める過程で、「空気」が意図的に作られることがあると言います。

 

「多数派の意見はこうだ」という空気を作り、少数派が反対しにくい状況をつくるそうです。

 

森田教授は、「空気で政策が決まると、責任を負う人がいなくなる」「誰も望んでいないのに、とんでもない方向に進んでいく」こともあるそうで、「そこに『空気』の最大の問題がある」と言います。

 

埼玉大学の一ノ瀬俊也教授は、そういう「空気」が戦争中に作られた例として、戦争で亡くなった兵士に対する国をあげての扱いをあげています。

 

そして、戦時中に相互監視の役目を果たした「隣組」制度が、現代ではSNSの中に広がっているように感じ、「批判を受けたり、否定されたりすることへの恐怖感をネットの言論で感じる」と言います。

 

今回の熊本市議会のケースでは、前述したお二人の議員に対して、賛成、反対両方の自由な意見がありましたが、事情をよく知らない中での激しい個人攻撃もあったようです。

 

参考までに、緒方由佳議員のHPへのリンクを貼らせていただきます。国連勤務の経験もある優秀な方のようです。

 

HP中のブログサイト「白日の下で」の「不服従」には今回の出来事の事情や気持ちが詳しく書かれています。

 

「背景には男性優位社会があります」「他の女性議員も私と似たような状況を経験していらっしゃいます」などを読むと、やはり、市議会の中には声をあげられない議員さんもいらっしゃるのかなと思ってしまいます。

 

同僚議員も、ツイッター炎上後に、「熊本市議会の現状報告だけであれば良いのに緒方議員への批判を織り込んでいました。ネットいじめと言われる卑怯な行いです」と反省の弁を投稿されました。

 

ベテラン議員で、過去の投稿では、原発問題への関心も見受けられました。

 

イギリスでは、この出来事をいくつかのメディアが批判的に取り上げました。また、国内でも、熊本市議会や熊本の有権者に対する批判も見られました。

 

去年に続いて世界的?に注目を集めた熊本市議会なので、熊本市民として注目していくことも大切なのかなぁと感じました!

https://news.yahoo.co.jp/feature/1092 Yahoo!ニュース「時代に漂う『空気』とはいったい何か」

http://ogatayuuka.com/ 緒方由佳議員のHP

日本とアメリカの本当の関係を講談社がHPで漫画つきで解説してくれている太っ腹な本について

本当に本当に久々のブログです。

 

今回は、最近ネットで北朝鮮問題をググっていたら遭遇してしまった本についてです!

 

講談社のHPに、この本の内容を広く拡散するために描かれた1章〜9章の4コマ漫画があります。
(これを読むだけで本の内容がわかるので、講談社さんは太っ腹だ!と著者が書いています。)


8月に出版されたばかりですが、かなり読まれているようで、ご存知の方も多いと思いますが、

「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」
矢部宏治著 講談社現代新書 です。

 

(矢部さんは、大ベストセラーとなった「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」の著者だそうです)

 

最近ではメディアなどでも、日本がアメリカにコントロールされているという話が時々出ますが、この本はもっと衝撃的で、知らない方が幸せだった〜という方もいらっしゃるかもしれません。

 

実を言うと、私自身もまだ本を読んでいなくて、この漫画を読んだだけで驚いているのですが、広く真実を伝えて欲しいという著者のメッセージがあったので、本のご紹介をさせていただきます。

・「知ってはいけない 隠された日本支配の構造 講談社現代新書」の概要
「知ってはいけない〜」の内容をまとめた4コマ漫画(1〜9章)

 

衆院選で憲法改正を目指す党が多くの議席を占めると、9条の改正が行われ、日本は戦争の出来る国になります。

 

自分の国は自分達で守らねば!と言う意見も最近よく耳にしますが、この本によると、どうやらアメリカのために戦争に行く羽目になりかねません。

 

自衛隊が朝鮮戦争時にアメリカによって創設され、目的がそもそもそういうものだったと書かれているのですが….

 

アメリカと北朝鮮が睨み合っているまさにこの時期、日本が憲法を改正すると、日本が両国の戦争に自らの意思で参戦します!と、北朝鮮や世界にメッセージを発信してしまうような気もします。

 

「日米合同委員会という米軍(米政府ではなく)と日本の高級官僚による会議によって色々なことが決められている」と本にありますが、安倍首相以前の歴代首相がコロコロ変わっていったのも納得してしまいます!

 

短命政権だった鳩山元首相と著者との対談記事(ググってみて下さい)にも、この事実を世界中に訴えなければとありますが、まず日本人自身が知っておくべきことですね。

ググってみたら、こんな記事を発見…(これはちょっと怖いです)
・沖縄の米軍基地だけでなく

更にこういう平和な?見方も… (楽しそうですね!)

日本の中で海外の雰囲気

次はこの本の著者が書いた記事です!

・誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」

クリスマスが終わって

本当に久し振りのブログです!

この間、トランプさんがアメリカ大統領選に勝利し、つい最近シリアでの市民を巻き込んだ激戦の地アレッポでは安全と安定が回復したようです。

 

ただ、シリアの他の地域での戦闘はまだ続きそうで、米欧露、サウジ、イラン、トルコなどの綱引きもあるでしょうし(代理戦争とも言われてます)、いつでも犠牲になるのは市民や弱い立場の人々ですね。

 

「中東で戦闘があっているから他の世界は平和でいられる」みたいなことを聞くか読んだことがあります。

 

昔読んだ、手塚治虫の「きりひと讃歌」という漫画でも、「武器商人がいる限り世界から戦争はなくならない」とあって、何十年たってもその場面だけ憶えています。

 

ウィキペディアであらすじを見てみると、何と医療漫画でした!(忘れていました…)ものすごくシリアスな内容で、またお子さんにはお勧め出来ない場面も少々あるようです。

 

日本では1ヶ月続いたクリスマス(商戦)が昨日終わり、西側の国では数時間前までクリスマスでした!

 

毎年クリスマスには、ツリーと定番のクリスマスソングのCDの出番なのですが、今年はクリスマスにぴったりのラジオ局を見つけてずっと聴いていました。

 

アイルランドのダブリンで11月末から12月27日までのみ開局している「クリスマスFM」というラジオ局で、アイルランドでとても増えているホームレスへの寄付を募るのが目的らしいです。

 

選曲がよく、いい感じの時折の語りと、たまにリスナーの声が届く暖かい雰囲気で、今朝もまだ、「アイルランドではまだクリスマスなんだ~」と思いながら聴いていました。

 

知り合いの外国の方もクリスマスには帰国されたり、キリスト教の国では日本のお正月のような大切なイベントなのでしょうね。

 

今でも、お父さんと子どもたちが雪の中をツリー用の木を伐りに森に出かけ、積もった雪の上を大きなモミの木を家までひいて帰るなんていう国があるのでしょうか?

 

「くんちゃんとふゆのパーティ」という昔子どもに読んだ熊の一家の絵本の中に、子どもがお父さんのためにツリーを引いて帰る一節があるものの、ちょっと違います。

 

別の映画か本で見たイメージなのでしょうけれど、森が広大で人の数がそう多くないなら、そういう光景も実際にありそうですね。

 

自然の中で季節を感じながら、家族でクリスマスの準備をするのって憧れますね。

 

日本で言えば、それこそ一昔前のお正月の準備でしょうか?

 

今冬は留学生や日本の学生さんなどと少人数で気候変動について学ぶ機会がありました。まだ勉強途中ですが、国境を越えて拡がる環境への影響や高い技術力による外国への援助、移民の受け入れなどグローバルな問題だと思います。

 

2008年にジェームズ.ハンセンという科学者が世界はティッピングポイント(大転換点)に近づいていると米国議会で証言しています。それを超えると人間の力ではどうしようもなくなり、破滅へと進むしかなくなるそうです。

 

一方、2006年の「不都合な真実」で有名な元アメリカ副大統領のアルゴアは、今年になって「気候変動についての楽観論」をTEDで講演しています。再生可能エネルギーの急速な普及とコストの低下についてです。

 

日本では2014年に電力会社の太陽光発電の買取り制限がありましたが、今はどうなんでしょうか?

 

途上国の粗末な家の屋根に太陽光パネルが乗っている写真を見たことがありますが、最近の太陽電池価格の急激な低下で途上国の未電化地域に小型ソーラーシステムが普及し始め、すでに民間のビジネスの対象にもなっているそうです。

 

やはり普及しないことにはコストが下がらないでしょうから、日本でも早くそういう光景が見られるような法の整備か何かが進んで欲しいと思います。

 

前述のジェイムズ.ハンセンの著書にも出てくるハリウッド映画「ザ.ディアフタートゥモロー」ですが、ハリウッドは最先端の研究成果をチェックして取り入れているそうなので、このまま気候変動を放置すると映画のようなことが起こるのなら怖いですね。

 

今年最後のブログになりそうですが、本当に色々なことがあった1年でした。残りあと僅かですが、静かに振り返りたいなと思います。

 

お身体に気をつけて良いお年をお迎え下さい!
ありがとうございました。

リオオリンピック!と最近の世界と

開催前からトラブル続きのリオオリンピック!

始まってみれば、別世界のような熱気を感じます。

 

選手たちの姿がまた熱かったり、爽やかだったりで、テレビから目を離せません!

(今日は、白井選手や卓球の水谷選手に元気をもらいました)

 

こんなに夢中になるのは、連日の中継や詳細な解説など、よくも悪くもメディア力だなぁ~と思います。

 

世界中の選手の熱戦に感動をもらいますが、やっぱり日本選手の応援には力が入り、表彰式では一緒にウルウルしてしまいます。

 

昔の、特に日本では馴染みのない種目の多い冬季オリンピックでは、外国選手の活躍にもワクワクしたり、大自然の中の会場からの中継に、世界の広さを感じたりしていたな~と少し懐かしく感じます。

 

メディアの発達で世界が狭くなった上に、日本選手の得意種目に室内競技が多いこともあるのかもしれません。

 

子どもたちには、「がんばれニッポン」だけでなく、世界の広さを感じるようなオリンピック競技ももっと見て欲しいですね!

 

世界と言えば、イギリスのEU離脱をはじめ、最近、国家間の関係も大きく変わろうとしていますね。

 

NATOのトルコは、親米から一転、昨年のロシア機撃墜で悪化したロシアとの関係を修復、協力して打倒ISに取り組もうとしています。

 

アメリカでは、トランプさんが「オバマ大統領とヒラリー・クリントンがISを創設した」と発言。バッシングを受けたあと、「冗談だよ」と言ってますが。

 

しばらく前、トランプさんとクリントンさんと、どちらの大統領候補に勝ってほしいかをアメリカの方に聞く機会がありましたが、「どっちもね~」という返事でした。

 

ヨーロッパの難民問題が早く解決すればいいですね。

 

紛争や空爆が続いている国々もリオオリンピックに参加してますが、開会式での表情も平和な国とは違うし、参加人数も少ないです,

 

2年前のソチオリンピック閉幕後もクリミア問題などありましたが、最近の再編もロシア関係が多いので、何事もないといいですね!

 

純粋に世界中のアスリートを応援できるオリンピックであって欲しいですね!!

2016参院選とマスコミの力~大雨でも投票しますか?

最近私用で忙しく、新聞にあまり目を通すことも無く、イギリスのEU離脱問題や日本経済の行方に関する情報ばかりネットで見ていました。

 

気がつけば、明日は参院選の投票日!!

 

自らが招いたEU離脱の国民投票の結果に驚き、右往左往して再投票を求める、英国のようにはなりたくないですね!

 

1票の重みをよく認識して、正しい情報を手に入れ、争点の、「災害対応」、「経済政策」、「憲法改正」の是非を真剣に考える時だと思います。

 

日本の「報道の自由度」は、国際ジャーナリスト組織の「世界報道自由度ランキング」では、先進国中最下位の61位だそうです!(去年3月発表)
→日本「報道の自由」の危機(毎日新聞)

 

ということは、国民は知っておくべきだけれど、政府は教えたくない情報は、中々報道されないということでしょうか?

 

実家の父の従兄が、30数年前ですが、M新聞の編集長(西部本社)をしていたこともあり、新聞記者という職業に親近感と尊敬の念を持っていました!

 

なので、この先進国中最下位というのはショックですね。

 

だから、熊日新聞や朝の情報番組で、「憲法改正」が争点のひとつと、さりげなく取り上げられていたのは、のんびりしていた私にも、今回の選挙の大切さを教えてもらうことが出来て良かったです!!

 

政治家が政策や法律を決定し、有権者がその政治家を投票で選びます。

 

例えば、原発の誘致を決めた自治体の政治家も、その自治体の有権者に選ばれたのです。

 

参院選終盤情勢は、全国電話世論調査では、「改憲」3分の2に届く勢いだそうです!

 

この梅雨時期の参議院選挙、今朝の朝刊の予報では、明日は50%の雨の確率です。

 

先週土曜の熊日によれば、投票率が60%を超えれば、反保守の阿部陣営にも勝機があるそう、だったのですが…

 

皆さんは、明日大雨でも投票に行かれますか?

ライオンズクラブであの元経産官僚の古賀さんが!

昨晩、弊社社長が所属するライオンズの方々と参加した、ブラザークラブの「熊本第一ライオンズクラブ」の結成50周年記念式典が、ホテル日航で盛大に行われました。

 

参加者は400名程で、県知事、市長をはじめ、大勢の方々で賑わっていたそうですが、そこで、なんと! 皆さんも、TVでよくご存知の、あの元経産官僚の古賀茂明さんが、式典に先立って講演をされたそうです!

 

日本が向かっている方向への、強い危機感をお持ちのようで、聴衆のライオンズクラブの方々も、政治の近くにいてこそ知り得たお話を、真剣に聴かれていたそうです。

 

古賀さんは、今年の5月から「フォーラム4」という、新しい取り組みを始められたそうで、参加者に配られたものから、少しご紹介をします!

 

 

一部を要約すると、国に望むこととして

「子どもや国民のことを優先する」「普通に頑張れば、普通に幸せな暮らしが出来る社会」「大量生産大量消費をやめて、市民生活の質を重視する」「自然に生かされる生き方を基本とする」「原発は再稼動しない」「積極的軍事主義ではなく、真の平和主義に立脚した外交・安全保障政策」などなどで、基本理念は、「改革はするが、戦争はしない」ということだそうです。
引用元:https://forum4.jp/

 

最近、「戦争」というキーワードが出てくるブログが、続いてますね~。 自分の周りや、色々なところで、こういうことが真面目に考えられてきている、ということでしょうか。やはり、何十年も当然と思って過ごしてきた、この平和が、いつまでも続いて欲しいですね!!

「お母ちゃんの会」と依存症と戦争ゲーム

土曜の夜は1年振りの「お母ちゃんの会」に行って来ました!

 

美味しい料理とお酒を頂きながら、12人で深夜まで、思春期の子どもの色んなこと、自分のこと、たくさんお喋り出来て楽しかったです!
(色々聞いてくれてありがとう~♡)

 

次の日は、どうしても子どもに、「みんな頑張ってるよ~!!」「映画やスマホは時間を決めてしなさ~い!!」となったのですが….。

 

今日の熊日朝刊の「ギャンブルに病む⑥」に、大学時代からパチンコ依存で苦しんだ男性の話がありました。
自己コントロールが出来ないため、現在は「熊本クレ・サラ被害をなくす会」に金銭の管理を任せているそうです。

 

依存症の怖さをつくづく感じ、ウチは私のiPhoneを時々使わせているのですが、中高生のネット依存症をググッてみました。

 

そこで出て来たのが「子供の精神蝕む戦争ゲーム~ネット依存症蔓延に危惧」という2013年11月付の記事でした。

 

当時、現在もかもしれませんが、アメリカ製のとてもリアルな戦争ゲームが、日本の中高生、大人の間で流行っていたそうです。

 

ネットでつながったプレイヤーと、武器を購入しながら(実際お金がかかる)戦士になりきって戦い、爆撃機の空襲や、戦闘で身体半分失った敵兵が出て来たり、生々しい映像の連続で「最期には愛国心を貫き通して死ぬ」というのがテーマのようです。

 

この記事によると、アメリカはこの10余年、全国一斉テストで子どもをランク付けし、成績の悪い貧しい家庭の子どもを軍隊にリクルートし、青少年を殺人兵にするため、戦争ゲームに慣れさせることを重視してきたそうです。

 

2002年には「アメリカの陸軍」という戦闘ゲームを公費で開発し、氏名や住所を入力すれば無料でダウンロードできる仕組みにし、兵隊の勧誘に利用してるそうです!!

 

また、パキスタンやイエメンでの、アメリカの無人機の民間人への無差別殺戮については、この無人機の企業は、操縦席のコントローラーをゲーム機と同じに、指だけを動かし、罪悪感がないまま人殺し出来るように変えていたそうです!

 

と、ここまで読んできて、土曜の仲間には、役所2人、医療、教育関係など、働いているお母ちゃんが多いのですが、一人から「今日、安保反対のデモに行ってきた!」と聞いたのを思い出したのでした。

 

安保問題については、中国脅威論など、様々な考えがあるようですが、自分の子どもを殺人マシーンにはしたくない! という気持ちは皆同じではないでしょうか?

 

アメリカのような、国民皆保険制度もないのに、軍事費に多額のお金をかける国にはなって欲しくないです。

 

また、地震、水害などの大災害の多い日本は、自衛隊の皆さんの力なしでは、これからの災害でも復旧は難しいでしょう。
大勢の海外派兵や死と隣りあわせの任務、PTSDも心配です。

 

と、色々考えさせられたのでした!!